湿気ってオソロシイ〜! |
日本の夏の気候は高温多湿。自然環境そのものが湿気をはらんでいるだけでなく、
家の中には、水回りをはじめ、湿気のもとがたくさんあります。湿気対策が家づくりの重要な
ポイントになるゆえんです。
|
|
|
●湿気は小さな隙間
からジワジワ入り込む
油断大敵です。
|
|
●やがて・・・
湿気大好き腐朽菌の発生! |
|
●腐朽菌が繁殖する3条件
|
|
|
|
|
1、栄養分(木) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
2、適度な温度
(3〜45度) |
|
|
|
|
3、湿気 |
|
|
風呂で発生した湿気が
扉の隙間から他の部屋
に流れ込み、家全体を
湿気にしてしまう事も
|
|
気づかぬ間に土台も柱も
グズグス、ボロボロに。
腐朽菌に侵された木は、
シロアリの大好物です。 |
|
|
|
家を守るには湿度をどれだけ
抑えられるかが決め手です。
|
|
|
|
「やっぱり、木は腐るものなんだ」と思っていませんか?
納得するのは早計です。木材は、もともと老化に強い素材です。お寺や
民家など古い木造建築が残っているのを見て分かるように、簡単に腐るもの
ではないのです。環境が整っていれば、100年かかって成長した木は、切られ
て木材になった後それと同じ100年は長持ちすると言われています。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
湿気は結露予備軍 |
|
|
湿気が、水滴に姿を変えたものが結露です。 |
|
|
|
●湿気はどこからやって来る? |
|
|
|
|
|
|
風呂場や台所など水回りはもちろん、押入、
タンスの裏、天井裏、床下、壁の中・・
家中あらゆる所から出ています。 |
|
|
|
●温度差が激しいと結露が起きます。 |
|
|
|
|
冬の窓を思い出してみてください。
室内の暖かい空気は、外気に冷やされたガラス
に触れて水滴に変わり、ガラスの内側に露を
結びます。
家のあちこちで同じ現象が起きているのです。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
結露退治は風通しから |
今、現代の高気密、高断熱化された家に対して、昔の家が持っていた風通しを
考慮する工夫が求められています。気密性が高まって自然換気ができなくなった
分、風の流れや換気に気を配ることが必要です。
最近は室内の温度を変えずに換気する,熱回収換気扇などもでてきており、
これも利用できます。
OMソーラーを使って換気することも結露対策には効果的です。
家全体をいつもきれいな空気が流れ、床下は常に乾燥していますから、湿気を
寄せつけず、その結果、結露もありません。
昔の家の自然換気に代わって、現代の家はこうした新しい方法で結露に対抗
しているのです。
結露しにくい間取りの工夫、素材選びも大切です。
|
結露チェック |
○建てる前なら・・・
1、結露対策がなされているか、設計者や施工業者にしっかり確認
しましょう。
2、現場に通い、断熱材は正しく入っているかなど確認しましょう。
○建てた後は・・・
1、天井裏、床下など、覗ける所はとにかく覗いてみましょう。
2、床下換気口の前で線香やタバコを炊いてみましょう。換気口に煙が吸い
込まれれば床下換気は順調です。 |
ホルムアルデヒド計測結果はこちらへ |