○ 「健康的な家にすみたい」「若い時からの自分のイメージを現実化
させたい」など、家づくりに関して思い描いている事はそれぞれあると思い
ます。
では、実際に家を建てるとなると、どんなことを考えておくべきなのか、
何が必要になってくるのか家づくりのための知恵をお教えします。
● はじめに・・・
・予算について考えておくことが必要です。
自分たちでいくらくらい用意する事ができるのか、または公庫や銀行など
の融資を利用するのか全体の予算計画を立てます。
・どんな家に住みたいか、家全体のイメージをふくらませておきましょう。
・いろんな雑誌を見て勉強してみましょ。
「この雑誌のこんな台所のイメージにしてほしい」など、第三者にビジュ
アル的に伝えられるので設計者としてわかりやすいです。
*ただし、あまり細かく指定しすぎると統一感のない、希望だけ詰まった
空間味のない空間になるおそれがあります。希望の軽重を明確にしてさえ
あれば、設計者は上手にバランスを取りその上で、豊かな空間性を創り出
してくれるはずです。
● 設計図面が出来上がってきたら・・・
こんなところをチェック!してみましょう
(わからない点は直接はっきりと問い合わせるのが良いでしょう。)
・希望が充分に反映された案になったか。
・図面や模型をみて、自分の思い描いていた家のイメージになっているか。
・健康で快適な家になっているか。また構造的には完全な建物になって
いるか。
・無理や無駄のない空間づくりがされているか。
・心を和ませてくれそうな空間構成になっているか。
・収納は充分に確保されているか。
・家族が自然と集まれる空間づくりがされているか。
● 現場工事がはじまったら・・・こんなところをチェック!
してみましょう
・設計図面どおり工事されているかどうかチェックしましょう。
現場は設計図面が絶対です。もし、予算や収まりなどの関係上変更する
場合は、必ず設計者から連絡があるはずです。
・現場にはよく足を運んでみよう。
そうすることによって自分の家への愛着がわいてきます。
(こんな事説明しなくても、だいたいの建て主はよく現場にかよって
しまうものです。
子供さんがいれば現場から木っぱを持ってきて、なにか工作をしてみても
良いですね。)
・現場で気になることはすぐに聞いてみよう。
「あれ?居間はこんなに狭かったっけ??」実際は設計図どおりつくられ
ているものが、錯覚で狭く見えてしまうのです。何気ない疑問でも最後
まで引きずるのは良くないことですから、できるだけその場で解決して
行きましょう。
● 家づくりの進め方実例紹介
・AKさんのケース ・IRのケース ・OKさんのケース ・TCさんのケース
|