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  環境共生の三原則

 環境の事を考えた住宅というと難しそうですが、実はとても簡単なことです。

     一つの答えは次の三原則に分けるとわかりやすいです。

1.Low Impact
  地球への負荷を小さくする
  未使用エネルギーなどの使用や再利用、廃棄物を減らすなどして地球に

 かかってしまう負荷を軽くすることです。

2.HightContact
  地球に共生している多くの生物とできるだけ親しくなる

  人間だけが地球の主人ではなく、他の生き物たちも地球では主人であること

 を良く理解して、それらのものたちと親しく一緒に過ごすことです。

3.Helthy and Amenity
  全てのものが健康で快適であること

  地球そのものが人間も含めた多くの生きもの(生物)や水や空気などのもの

 たちによって、支え合っている大きな生命体であると考えると、地球の健康は

 そのまま私たち生物の健康につながるということです。

   以上、三原則を身近なところでできることから進めていければ良いのだと

 思います。

  環境共生住宅
   社会が便利になった分だけ、地球の健康が危うくなっています。

  地球の一員である人間も、そろそろ地球の健康のことを考えていかないと

 自らを滅ぼすことにもなりかねません。

  では、どうしたらよいのでしょうか?

 自然の中には家づくりのためのヒントがたくさんあるのです。生ゴミを分別

 保管できるゴミ置き場を考えるなど小さなことから、太陽熱を使った暖房

 雨水利用を採用するなど大規模なものまで、考えてみればあちらこちらに工夫

 の仕方があることに気づくでしょう。

   
  体をやさしくなででくれる風の心地よさ、太陽で暖められた縁側の
 
 ひだまり、考えただけでも気持ちいい! 
  人の健康、家の健康
  住宅をつくったら病気になる(シックハウス症候群)などもってのほかです。

  材料のことだけでなく、換気のことなどを充分考えて、土地の気候に合致

 した家づくりが必要なのです。


人の心の健康

  人間関係や経済条件だけで人の心の健康を決めるものではありません。

 その場にいて自分の時を過ごすとき、外から疲れて帰ってきたとき、ホッと

 息のつける、安らぎのある空間がいかに人間を穏やかにしてくれるかも、

 とても大切なことです。

家の健康

  最近は家自体が病気になってしまう例を多くみうけます。

 それは神戸の大震災のときボランティアとして活動したとき、私たちの見て

 きたものは土台や柱のくされた建物がいかに多かったことか。温度や換気

 ことなど人と同じく家も快適な気候を望んでいるのです。

高気密 高断熱

  省エネルギーのためには高気密、高断熱はよいことです。

 でもこれはライフスタイルにも、文化にも関わることです。日本の建築史の

 長い歴史と文化の流れのどこに、このテーマをあてはめるのか、技術的に

 どのようにフォローするのかを充分に研究した上で採用すべき課題です。

  日本のような高温高湿の気候条件の中で安直な高気密、高断熱工事は建物

 の寿命を短くすることにもなりかねません。いよいよ正確な知識と技術、

 その応用が求められてきました。

  阪神淡路大震災の教訓を忘れてはなりません。
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