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「レンガの家」も建ててから13年経ちました。竣工当時の7人家族から今は11人
の大家族。家族が増え子ども達の成長にともないライフスタイルも変化して
きました。また普段から、個室のドアは開けたままにしているため、パッシブ
ソーラーで暖めた空気を、設計当初考えていたよりも大空間に使っています。
今回給湯器の交換を機に、変わってきた生活スタイルに合わせてパッシブソー
ラーをもっと効果的に使う工夫をしようということになりました。
ソーラーの技術もどんどん進んでいるので、その新しい技術を使ってより快適に
暮らせるように改良します。
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現況の様子 |
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日立の貯湯槽
開放型のため受水槽を設置してポンプアップして
いました。水圧の上がった密閉型に交換すれば受水槽を
取り外すことができ余計な場所を取らずに広くなります。
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M型ハンドリングボックス(M30)
お湯採りコイルを入れたタイプ。
床下誘引機能があります。補助暖房は、床下に設置した
ファンコンベクターを使って空気を暖めて送っています。 |
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小屋裏の様子
ハンドリングからお湯採り用の管が出ています。
グラスウールダクトの上から、さらに断熱材で巻いて
います。
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旧制御板
ダイヤル式のコントローラーで機能はシンプル。
配線が見える分メカニックな感じ。 |
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改良の方法
元もと集熱効果の良い屋根なので、もっと効率良く空気を送る能力のある
新しいハンドリングに交換します。補助暖房に使っているファンコンベクター
の空気流れを再検討し、今の暮らしに合わせて暖めたい部屋に空気を流し加温
パイプなどで追加するなど、いろいろな方法をどこまでやるかを建て主と相談
中です。
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