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　　実際に暮らしてみて・・・

　IRさんが実際の住み心地を知らせて下さいました。

【冬の室内の暖かさについて】

　ＯＭソーラーだけの暖房で、１階、２階を問わず素足でも過ごすことができ、快適です。

ＯＭソーラーの補助暖房を使っていない状態でも、外気温が氷点下の早朝に底冷えを感じません。

外気温と室温との差に驚くほどです。

　リビングの壁や柱、引き戸に触れたときの感触や、見た目が暖かく感じるので、実際の温度に比べ

寒さが苦になりません。

【夏の室内の涼しさについて】

　１階の和室にクーラーはありますが、１階は、和室とリビングとの間の引き戸を開放して各部屋の

窓を開けると、全体に風がよく通るため、涼しいです。実際にクーラーを使わずに扇風機だけで夏を

過ごせました。

　２階は、屋根上の植裁が二階の窓の間近に広がっているため、日中、日差しの強さや屋根の照り

返しが気になりません。

　全体としてどの部屋も風通しがよく、熱気がこもることがないため、風さえあれば、夏の暑さも

苦になりません。また壁がむくの板材であるため、湿気の多い日でも、それがさほど気になりません

【前住んでいた住宅に比べて、省エネルギー化が・・・・】

　冬に、電気の使用量が減った分、逆にガスの使用量が増えました。春の電気使用量が若干増え、

夏のガス使用量が若干減っています。暖房用のエネルギーが電気からガスに変わった感じです。

電気、ガス共に年間使用量は増えましたが、床面積や部屋数、照明器具が増えたことを考えると、

全体としては省エネ化が図られていると思います。

【住宅全般について】

　日中は、外の光がよく入るため天気の変化や違いを感じることができます。各部屋の窓が大きく

風通しもよいため、自然に近づいて生活している感じがします。床や壁の木の感触が人工的でなく

柔らかく、また壁板の節が自然であり、精神的に落ち着くことができます。

　　　　　　　　今の家と昔の家のガスと電気代の使用量の比較